<Header>
<Author: 錢起>
<Title: 歸雁>
<Format: 格式不明>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 帰雁（きがん）>
<BookPage: 209-215>
<UsedPage: 7>
<Feature: 1, 2, 4>
<End Header>
<Poem>
瀟湘何事等閑回，
水碧沙明兩岸苔。
二十五弦彈夜月，
不勝清怨却飛來。
<End Poem>
<Translation>
雁よ、どうして瀟湘の地を心にも留めず、北へ帰っていくのか。瀟湘は水は碧に澄み、白い砂は明るく輝き。両岸には$食べ物となる$莓苔が$豊かに$生えているのに。――湘水の女神が二十五弦の瑟を夜月のもとかなでておられます。その清らかで哀れな調べに堪えかねて私$達$は$北に$帰って行くのです。
<End Translation>
<Formatted Translation>
雁よ、どうして瀟湘の地を心にも留めず、北へ帰っていくのか。
瀟湘は水は碧に澄み、白い砂は明るく輝き。両岸には$食べ物となる$莓苔が$豊かに$生えているのに。
――湘水の女神が二十五弦の瑟を夜月のもとかなでておられます。
その清らかで哀れな調べに堪えかねて私$達$は$北に$帰って行くのです。
<End Formatted Translation>